脱炭素・低炭素への取り組み

 地球温暖化をはじめとする気候変動への取り組みは、現代を生きる私たちにとって急務となっています。当社の立地する川崎市でも、近年、大型化した台風などによる水害をはじめとする災害が発生するようになりました。
 ショウエイでは以前より、ろ過装置の販売を通じた水使用量※1・排水量※2の削減だけでなく、ポンプの運転制御による電気使用量の削減※3など、システム全体で省エネ・脱炭素への取り組みをおこなってきました。
 この取り組みをより進めるとともに、活動を広く知っていただき気候変動について考えるきっかけになることを願い、各団体の取り組みへ賛同・参画しております。

※1
川などの原水を浄化するときに、二酸化炭素(温室効果ガス)が発生します。水を多く使うほど、温室効果ガスを多く発生させることにつながります。
※2
浴場などの排水は水道水より温度が高く、熱エネルギーを持っています。水を捨てると、熱エネルギーも捨てられます。
近年では、排水に含まれる熱エネルギーを回収する「排湯熱回収槽」も使われます。
※3
発電するときも、温室効果ガスが発生しています。
 
 
 

かわさきカーボンゼロチャレンジ2050への賛同

 「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」は、2020年11月12日に策定された、川崎市の脱炭素戦略です。
 本ページの導入部でもお伝えしたように、気候変動の影響が日本だけでなく世界各地で大きな被害を与えており、影響を抑えるには2050年の二酸化炭素排出実質ゼロの達成が必要となります。
 この宣言は、2050年の脱炭素社会の実現に向けて気候変動問題が差し迫った課題であるという認識を行政と市民・事業者とが共有し、地球温暖化対策の取組を加速化させ、具体的な取組を実践するために作られました。
 当社では、その取り組みに初期から賛同させていただき、循環ろ過装置やプールろ過装置の製造・販売を通じて、地球温暖化対策の取組を加速化させ、2050年の脱炭素社会の実現を目指します。

 

川崎市「脱炭素行動宣言」

 川崎市では、かわさきカーボンゼロチャレンジ2050への「賛同」という意思表示から、具体的な行動変容の促進につなげ、市民・事業者・行政が一丸となって、2050年の二酸化炭素排出実質ゼロを目指すため「脱炭素行動宣言」を募集しました。
 ショウエイでも申請し、2023年3月23日に宣言内容を認証していただきました。認証書は左記の通りです。
 
宣言(認証)内容
2050年の脱炭素社会の実現に向けて、「2030年」までに
「「業務用ろ過装置の販売」「ろ過省エネシステムの販売」により、社会全体の「水使用量」「熱量」「電気使用量」を削減することで、温室効果ガス排出量を削減」
していきます。

 

環境省「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」への取り組み

 環境省では、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」を展開しています。
 ショウエイでもこの活動の趣旨に賛同し、「新しい豊かな暮らし」を後押しする企業として参加いたしました。当社の提案は、『ホテル・旅館業向け省エネろ過システム』で、「2.豊かな暮らしを支える製品・サービスで後押し」カテゴリに登録されております。
  ・ろ過装置を導入することで水の使用量/排出量が削減され、
   排水に含まれる熱の廃棄も削減されます
  ・強化プラスチック製のタンクを使用すると
   金属製より省エネになります
  ・施設に適した省エネシステム(SHOEI Bathing Eco System)
   を導入することで、熱と電気のエネルギーを削減できます

 

低CO₂川崎ブランド

 川崎市では、製品のライフサイクル全体を通じてCO₂が従来製品等と比較し削減されている川崎発の製品・技術等を「低CO₂川崎ブランド」として認定しています。
 当社では2010年の制度開始(当時の呼称は低CO₂川崎パイロットブランド)より参加させていただいており、当社製品の使用によるCO₂排出量削減効果を発信する場として活用しております。
認証製品
 ・Shoei Bathing Eco System
   (2010年2月:低CO₂川崎ブランド’09)
 ・Shoei Bathing Eco System (SBES)シリーズ
   ハイパーピコジェネレータ「電太」
   (2013年1月:低CO₂川崎ブランド’12)
 ・カセットフィルターろ過装置「CREF」
   (2021年1月:低CO₂川崎ブランド’20)

 

各種賞への応募

 低CO₂川崎ブランド以外にも、CO₂排出量削減効果をもたらすショウエイ製品を広めるため、環境関連の各種の賞へ応募しております。
受賞歴
 ・1991年 3月 FRP製ろ過装置 SPFシリーズ
   (通産省外郭団体財団法人省エネルギーセンター主催 省エネルギー展:優秀賞)
 ・2005年 4月 循環型濁質除去装置「疾風」
   (第1回川崎ものづくりブランド 認定)
 ・2006年 8月 循環型濁質除去装置「疾風」
   (第23回神奈川工業技術開発大賞:地域環境技術賞)
 ・2012年 9月 Shoei Bathing Eco System (SBES)シリーズ ハイパーピコジェネレータ「電太」
   (プールで発電!Wエコ作戦、かわさき環境ショーウィンドウ・モデル事業2012選定)
 ・2017年 1月 水質総合監視装置 優
   (第13回川崎ものづくりブランド 認定)

 

自社内での取り組み

 当社の社内でも様々な脱炭素・低炭素への取り組みをおこなっています。
 ・本社社屋は、CASBEE川崎Sランクを取得しており、創エネや雨水利用などで低炭素化に努めています
   (2014年1月 かわさき環境ショーウィンドウ大賞2013:入賞)
   (2014年2月 地球温暖化防止全国ネット 低炭素杯2014:企画・審査委員特別賞
    「最優秀ソーシャルイノベーション賞」)
 ・当社の 「水」を通じた環境貢献と事業所における環境配慮の取組を、
  環境授業を通して次世代に伝えてる啓発活動をおこなっています
   (2013年1月 環境教育等に係る体験の機会の場に選定)
   (2013年10月 第2回スマートライフスタイル大賞:大賞受賞)

 

かわさきコンパクト

 「かわさきSDGsパートナー」制度が始まる前に、川崎市でおこなわれていた事業。 グローバルな視野から設定した課題に対し、川崎の市民・企業・行政等の連携によって解決を目指す取り組みです。当社も、「地球環境保全に関する製品の開発・製造販売」「ISO活動」を通じて、かわさきコンパクトに賛同、取り組んできました。
 かわさきコンパクトは2018年に発展的解消しましたが、当社の活動記録を以下のページに残しております。
 >ショウエイのかわさきコンパクト活動記録

 
 
参考製品

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